先に伝えておきたい3つのポイント
- ドレスやブライダルインナーをそろえる時期は妊娠5か月目以降が良い
- ドレス選びの際は、おなかを締め付けないことや重さなどに注意する
- マタニティ用のブライダルインナーを使えば、体に負担をかけずに体型補整ができる
ご結婚をされる花嫁様のうち、3割程度がおめでた婚だという統計もあるほど、マタニティウェディングに臨まれる花嫁様は少なくありません。
そこで、今回はおなかが目立ちだした妊婦さんにおすすめしたいウェディングドレスのスタイルや下着の種類について、詳しく解説していきます。
妊娠5か月目が分岐点
ひと口に妊娠中といっても、時期によって体型は驚くほど変わってきます。
ご自身が結婚式を迎える際に、妊娠何か月目に入っているのかをきちんと把握しておくことが大切になるでしょう。
・妊娠初期・・・妊娠1か月~4か月目。外見上の変化はほとんどない。
・妊娠中期・・・妊娠5か月~7か月目。おなかが目立ち始めて外見が最も変化しやすい。
・妊娠後期・・・妊娠8か月目以降。最もおなかが大きくなるが、大きくなってからの変化はあまりない。
(※妊娠経過過程には個人差があります)
一般的には上記のようなタイミングで、おなかの大きさが変化していきます。マタニティウェディングに対応したドレスや下着をそろえる時期は、妊娠5か月目が分岐点といえるでしょう。
花嫁様のなかには、「おなかが目立つ以前の、妊娠初期に結婚式をしたい!」という方がいらっしゃいます。
しかし、この時期というのは外見上の変化がなくてもつわりが起きやすく、結婚式の途中で気分が悪くなるといったトラブルを招きがちです。
まず何よりも大切なのは、花嫁様とおなかの赤ちゃんの健康を考えることです。
可能であれば安定期に入る妊娠中期以降に結婚式を挙げることをおすすめします。
マタニティ用ウェディングドレスの選び方
妊娠中期以降、おなかが目立つマタニティ用のウェディングドレスの選び方にはいくつかの押さえるべきポイントがあります。ひとつずつ見ていきましょう。
ポイント1:おなかを締め付けない
おなかの中にいる大切な赤ちゃんのため、体に負担がかからないウェディングドレスを選ぶことが重要です。特にウエストラインがはっきりと出るような、おなか周りの締め付けが強いデザインは避けるようにしてください。
反対に、できるだけおなかが目立たないような、おなかから下半身にかけてボリュームのあるビッグラインのウェディングドレスがおすすめです。あるいはエンパイアラインのウェディングドレスのように、切り返しがウエストではなく胸下にあるデザインも、おなかを過度に締め付けることがないため、妊婦さんに適しています。
ポイント2:背中が編み上げになっているドレス
妊娠によるおなかの目立ち具合というのは個人差があり、ウェディングドレスを試着した時には問題がなかったのに、結婚式当日に着てみたら苦しく感じてしまうといったケースもあります。
しかし、体型の変化によるトラブルを回避するのに役立つのが背中の部分が編み上げになっているウェディングドレスです。このドレスは、花嫁様の胸やウエストのサイズに合わせて背中の編み上げを調節できます。
背中からヒップにかけて長めに編み込みのリボンがついた全編み上げのものと、背中からウエストまでを編み上げる半編み上げのものがあり、お好みで選べます。
想定よりもおなかが大きくなった場合も、苦しさを覚えずにドレスを着ることができるでしょう。
ポイント3:ウェディングドレスの重さにも注意
見た目の愛らしさに反して、ウェディングドレスはとても重量があります。初めて着た際に重さが気にならなくても、長時間に及ぶ結婚式では徐々に体への負担が増えていきます。
装飾があまりにも多かったり、バックトレーンが長すぎたりすると、ドレスの重量はさらにましてしまうので注意しましょう。
KEA工房がおすすめするマタニティ用ブライダルインナー
きれいなウェディングドレス姿を作るためにはブライダルインナーが必要不可欠です。
それはマタニティ用ウェディングドレスの場合にも同じことがいえます。
KEA工房では、妊婦さんの体を第一に考えたマタニティ用ブライダルインナーを販売しています。そのなかでもおすすめのアイテムと購入時期を紹介していきましょう。
マタニティセミロングブラ
腹部に布生地のないマタニティセミロングブラは、アンダーバスト部分が通常のブラジャーより少し長めの丈になっているので、腹部への締め付けがなくても安定感のある美しいバストラインを演出します。
背中のホックのアジャスターは4列になっており、妊娠中に変わりやすいアンダーサイズにも柔軟に対応できます。
また、妊娠中で敏感になっている肌にも刺激の少ないチュールレースを使用しています。全体にレースがあしらわれたデザインは大変美しく、結婚式という特別な1日を過ごすのにぴったりなインナーです。
カップ下のワイヤーの肌にあたる部分にはクッションパットが付いており、バストが張りやすい時期でも安心して付けることが可能です。カップやワイヤーはソフトな素材を使用しバストを柔らかく包み込みます。
色は清楚なオフホワイトのご用意です。
マタニティサポートパンツ
腰回りを守り、お腹を下から支えあげるパターンで、大きくなったおなかを締め付けるのではなく、ドレスを着用したときの腹部を楽にすることを目的としたガードルの代わりに穿くサポートパンツです。
おなか周りには余裕のある伸縮性の高い生地を使用しており、締め付けすぎないフィット感で、挙式中も快適に過ごせます。
Mサイズは腹囲が98㎝まで、Lサイズは108㎝までを目安にしてお選びください。
また、おなかから腰回り全体をしっかり固定するため、身に着けているだけで自然と姿勢がよくなるというメリットもあります。
どうしても下がってしまいがちなヒップもキュッと持ち上げてくれる効果もあります。
出産後にはリフォームを行っていただくことで、おなかの引き締め効果のあるサポートパンツとして日常的に使うことができます。
しっかりとした作りで、長く愛用できるので大変コスパも良い商品としておすすめです。
こちらもセミロングブラと同じオフホワイトのご用意で、セット使いが可能です。
早めは禁物マタニティインナーの購入時期
妊娠中のブライダルインナーの購入時期は早すぎても遅すぎてもいけません。
早すぎてしまうと体型が大きく変わった時に購入し直しという事態も起こり得ますし、ギリギリの場合はドレスとあわせることが無く挙式本番になってしまいますので不安です。
ベストタイミングとしては、【挙式3~4週間前】がおすすめです。
この時期であれば、ドレスの最終フィッティングにもインナーがある状況で合わせられますし、もし、インナーがドレスから見えてしまっても2週間あれば加工でインナーをお直しすることができます。
KEA工房スタッフは挙式時の体型を見越してアンダー、バストのサイズをご案内します。
そのため、アンダーはゆるめることのできる留め位置や、バストが張っても対応できるようにパット有の状態でお渡ししています。そうすることで、挙式時に締め付けを感じた時にははホックをゆるくすることができますし、バストが思ったよりも大きくなった場合、パットを外せばバストを収めることができます。
フィッティングサロンで相談を!
妊娠中の結婚式という慣れないことが続くため、花嫁様もどのようなブライダルインナーを選べばよいのか分からないことも多いでしょう。
そのような場合は、KEA工房のフィッティングサロンにぜひご相談ください!
経験豊富なスタッフが、花嫁様に最適なブライダルインナー選びのお手伝いを行います。