プラチナコレクション3【安心吸水ショーツ“カトレア”】
エレガント レースタイプと
アクティブ ガードルタイプの2種類をご用意
そもそも“尿漏れ安心ショーツ”って必要ですか?
「尿漏れ専用パットが薬局・スーパーで売られているじゃない。」
「尿漏れしている人の話なんて聞いたことがないわ。」
そんな声が若いスタッフから上がる中
本当はどうなんだろう・・・
まずは真摯に調べてみることからはじめました。
調査でみつかったデーターでは
40歳以上の3人に1人は何らかの尿漏れを経験している。
40歳以上の日本人6,600万人のうち、
「尿失禁」が 2,100万人いることがわかりました。
参考文献:国立長寿医療センター泌尿器科 一般内科医のための高齢者排尿管理診療マニュアル(改訂版)より
http://www.ncgg.go.jp/hospital/iryokankei/documents/urination_manualv2.pdf
赤ちゃんのママの尿漏れ率 35.5%
A市における乳幼児健診(4か月児健診・1歳6か月児健診・3歳児検診)に来所した母親を対象とした研究結果。
初めての妊娠前に尿失禁を経験している者 9.8%
妊娠中の尿失禁を経験している者 61.5%
出産直後から2か月までに尿失禁を経験している者 48.9%
出産後2か月から現在までに尿失禁を経験している者 35.5%
*8割が腹圧性尿失禁
参考文献:群馬県立県民健康科学大学の研究 日本看護研究学会雑誌Vol32No1 2009掲載
http://www.jsnr.jp/test/search/docs/103201001.pdf
看護師さんも尿漏れ経験あり
日本の看護師21歳代から65歳までの3,730人でのアンケート調査の結果
全体の平均19.4%の尿失禁がありました。
40歳代後半では約40%の看護師が尿漏れありと回答していました。
参考:亀田グル―プポータル 医療ポータルサイト 「尿失禁」
http://www.kameda.com/patient/topic/urogynecology/03/index.html
調査をしながらいろいろな方とお話をかさねたところ、
「実はね・・・」
こんな声があちこちから聞こえてきました。
「本当に仲良くならないと、尿漏れの話は友達同士でも出ないのよ」
「80歳すぎて 尿漏れが全くない女性なんて いないわよ」
「急いでトイレにいけたら間に合うんだけんど・・・」
「ジャー ともれて… ダーダーともれてしもうて」
「私の友達はね、怖くて外に行けなくなったのよ。ジャーともれてしまうから、
トイレがどこにあるか わかっているところしか いけないって。」
「こっそりパットを使うの。 でもパットがずれてね・・・」
「尿漏れの話を仲間でするとね、「私は関係ないわ!」みたいなそぶりで 実は耳をそばだてている人たちもいっぱいいるの」
「寝ているときは大丈夫だけど、おきて立ち上がるときにお腹に力が入るとジヤーともれてしまうから、いつも紙パンツの中にパットを入れて、その上にショーツをはいているのよ。」
“尿漏れで生活に不便や悲しさを感じている方は 私たちが考えているよりたくさんいる”
肌で感じました。
調べていく中で、もうひとつみつけたデーターが『尿漏れが心配で外出を控える人が日本中にたくさんいる』ということ。
<30~79歳の尿もれ経験者の調査>
回答者数:500人
調査期間:2016年5月20日~5月30日
調査方法:インターネット調査
ユニ・チャーム株式会社の調査
http://www.unicharm.co.jp/company/news/2016/1204042_3942.html
尿もれ経験者の2人に1人が「日常生活への影響」を実感すると回答
尿もれにより「気が落ち込むことがある」と約5割の方が回答
60代・70代の尿もれ経験者は6割以上が「長時間の外出」が不安と回答
4人に1人は週5日以上家から出ない
尿漏れ用ショーツの作成を考えるにあたり、まずは尿専用パットの調査からはじめました。
<生理用のパットではダメなわけ>
生理の経血は粘液が混ざっています。それを吸収するしくみなので、尿のような水分を十分に吸収する構造にはなっていないとのこと。尿漏れに、生理用パットを使うとどうなるか?
尿が上手く吸収されずに、尿漏れの原因につながり陰部の肌が荒れてくることがあるそうですが、尿漏れ用のパットを買うのが恥ずかしくて、生理用のパットを使っている人はまだまだ多いのが現状であるようです。
<市販の尿漏れ専用パット 現状調査>
尿漏れ量の目安
ペットボトルのキャップ1杯弱 5cc
200cc およそ コップ1杯
300cc およそ缶ジュース1本弱
●A社
少量 20cc 32枚 525円
快適の中用量45cc 22枚 525円
安心の中用量 80cc 20枚 830円
多いときでも安心用120cc 16枚830円
長時間夜間でも安心用170cc 14枚 830円
特に多いときにも安心用220cc 12枚 830円
特に多い時、長時間安心用34cm270cc 10枚 830円
どっと漏れる人にも 300cc用12枚 1000円
●B社
薄型が嬉しい
●C社
日本ではじめて発売されたナプキンタイプの吸水ケア用品
薄型もあり
●100円ショップ。
軽失禁パット80cc用 9枚100円
180cc用 4枚100円
●D社
通販のみ
250cc 168枚 12,000円くらい
安心ショーツ担当の保健師Y子が、各社の吸水パットを使って使用実験を開始
《Y子の結果感想》
正直なところ、一つを除いて、どれも優れもの。
(100円ショップのパットだけは、吸水するまでに時間がかかって しばらく表面がべちょべちょで気持ち悪い)
濡れ感少なく 吸水力あり 消臭効果もあり
吸水パットは大いに活用したいと思いました。
ただ、
テープがついていてもパットがずれることがある。
特に尿漏れ量が多いと、ショーツ全体が重さで下に下がってずれてしまう。
たまにしか漏れないなら 私はパットではなく安心ショーツですごしたい
*************************:
《主な尿漏れのタイプ調べ》
腹圧性尿失禁
・くしゃみ
・お腹に力をいれたとき
・運動の時など
切迫性尿失禁
・「おしっこしたい」と、思ったら すぐに出てしまう…間に合わない
***************************
さて、パット試着実験を経て考えた
尿漏れ安心ショーツ “絶対に必要な”ポイント は?
① 心・信頼できる (最重要!)
②もれない 消臭効果がある
③心地がよい
そこで
またまた、KEA工房安心ショーツ担当保健師Y子による
各社のショーツはきくらべ調査開始
●A社
25cc対応ショーツ (3000円くらい)
優れもの!
はき心地よく しっかりさっと吸水。
お腹まですっぽりとおおわれていてパット併用してもずれにくい。
●B社(2000円くらい)
30cc対応ショーツ 結構よいです。
吸水OK。はきごごちやわらか。ただサポート力はないので、少し大きめのパットを併用するとずれてきました。
●C社
5cc対応ショーツ(1500円くらい)
これはたった5ccの尿、真下には漏れませんでしたが、股のゴムの部分に漏れてきました。
ゴムの部分がぬれたまま数時間すると
わたしの股が赤くなってきて・・・ つらかったです。
25cc対応ショーツ(2000円弱)
給水はするのだけれど、股の部分の肌触りがいまひとつよくなくておしゃれ感もなくて
●D社
ホームページでは自信満々の説明で期待したところ書いてある通りの量を吸水をさせると、下にはたしかに漏れないのですが肌側に水が染みてきてべちょべちょ!
心地悪くて着けてられませんでした。
2500円くらい
●E社
ある意味で優れもの オーストラリアの製品
350cc吸水。(3000円くらい)
絶対漏れないとはいいませんが、後ろのカバー力があるので
寝ているときに活用できます。
各社の吸水パット・吸水ショーツをはきくらべた調査と試着感想をもとに、
職人歴50年の社長がショーツの考案製作を開始しました。
★次回Vol.5ではどのようなショーツを作るのか詳しくお教えします。
お問い合せはこちらまで
カスタマーセンター0120-36-2727(10:00~19:00)
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.
銀座店・横浜店・大宮店