先に伝えておきたい3つのポイント
- ネット購入や購入から式まで期間があいた場合は、挙式当日までにサイズや着心地を確かめておく必要がある
- 初めての着用で違和感や息苦しさを感じる方もいるため、数時間着用して体を慣れさせると良い
- 慣らし過ぎると生地が傷んだり黄ばみが出たりする場合もあるので注意する
結婚式という晴れの舞台を成功させるために、花嫁様が行わなければならない準備はとても多いものです。
ウェディングドレスを選ぶのはもちろん、そのドレス姿をより美しく見せるためのブライダルインナー選びも、大切な準備のうちのひとつだといえるでしょう。
花嫁様のなかには、「選んだブライダルインナーは、当日までに慣らしたほうが良いの?それとも結婚式当日に初めて着たほうが良いの?」と悩んでしまう方もいらっしゃるそうです。
そこで今回は、ブライダルインナーを決定してから挙式当日までの対処の仕方について、さまざまなパターンを見ていきたいと思います。
ブライダルインナーの購入方法によって対応が変わる
購入したブライダルインナーを初めて身に着けるタイミングですが、それは購入方法や購入時期によっても対応が変わってくることがあります。
例えば、近年ではインターネットを利用した通信販売やオークションなどで、ブライダルインナーを購入する方もいらっしゃいます。
この方法では、実物を手に取ることなく購入することになるため、実際に届いた商品が自分のイメージと違っていることも少なくありません。また、生地の質感は実際に商品を手に取ってみないと分からないものです。
したがって、実物を見ないで購入をした場合には、挙式当日までに試着をする必要があります。
試着した結果、サイズが合っていなかったり、着心地が良くなかったりといった不具合が見つかるかもしれません。
ショップによっては返品や交換を受け付けてくれるところもあるので、事前にしっかりと調べておきましょう。
ブライダルインナーの購入時期にも注意を!
次に購入時期による対処の違いについて、説明していきましょう。
先ほども述べたように、花嫁様が行う結婚式の準備はとても多いです。
そのため、「ブライダルインナーの購入は式の半年以上前に終えた」というケースも考えられます。
何事も早く準備をするに越したことはないのですが、ブライダルインナー選びに関しては、それが必ずしも当てはまるとはいえないのです。
結婚式前は幸せいっぱいである反面、準備の忙しさや環境の変化などによるストレスも少なからずあるもの。また、ダイエットに挑戦する花嫁様も多く、場合によっては大きな体型の変化がありえる時期でもあります。
ブライダルインナーは体に直接触れる衣類であるため、フィット感がとくに重要になります。
つまり、式当日よりあまりにも前に決定してしまうと、購入した時期と体型が変わってしまっている恐れがあり、せっかくのフィット感が失われてしまうこともあるのです。
こういった事態を避けるためにも、もし結婚式当日よりもかなり前にブライダルインナーを購入したのでしたら、当日までの間に定期的に着用して、サイズや着心地を確かめるようにしましょう。
多少面倒に感じられるかもしれませんが、こうしたチェックを行うことで、万が一トラブルを発見した場合、再び体に合わせたブライダルインナーの調整をスムーズに行うことができます。
ある程度の慣れは必要
ブライダルインナーは下着の一種ではありますが、普段使用している下着とは根本的な役割が違ってきます。
ブライダルインナーはウェディングドレスを着こなすためのインナーであって、通常の下着よりも体のラインを引き締める高い補正力があります。
そのため、初めてブライダルインナーを試着したときに、違和感や息苦しさを覚えてしまう方も少なくないようです。
また、結婚式当日は試着時よりもはるかに長い時間ブライダルインナーを着用していなければならず、それだけつらい思いをするリスクも増えるといえます。
式当日に慌てないためにも、ご自宅でも数時間ブライダルインナーを着用して、違和感なく歩いたり立ち座りができるような練習を事前に行ってみるのもひとつの手です。
慣らし過ぎも良くない!
基本的には、結婚式当日までにブライダルインナーの慣らしは必要になってくるといえますが、だからといってひんぱんに慣らしを繰り返すのは考えものです。
その理由について、いくつか紹介していきましょう。
繊細な生地が傷んでしまう
ブライダルインナーは、花嫁様の体に直接触れるものですので、着心地の良い繊細な生地が使用されています。
つまり、何度も脱ぎ着をすることで、その繊細な生地が傷んでしまうことがあるのです。
また、ブライダルインナーには細かいレースや、飾り宝石といった装飾が施されている場合も多くあります。普段使いの下着と同じように身に着けてしまうと、体を動かすことでレースが破れたり、飾りが取れたりしてしまう恐れもあります。
黄ばみが出てしまう
生地を傷ませないように細心の注意を払っていたとしても免れないのが、生地の黄ばみです。
知らず知らずのうちに直射日光が当たることが原因で、白いブライダルインナーはとくに黄ばんでしまいます。
いくらほかの人には見えないからといっても、せっかくの晴れの日に黄ばんだブライダルインナーを身に着けないといけないのはちょっと残念ですよね。
そのようなことにならないためにも、購入したブライダルインナーは、結婚式当日まで大切に保管する必要があるのです。
新鮮味がなくなる
結婚式というのは、花嫁様の人生にとって特別な日です。
そういった大切な日に着用するブライダルインナーですので、あまりにも普段から慣れてしまうと、結婚式ならではのせっかくの特別感や新鮮味がなくなってしまうようです。
人生の新たな門出を迎えるといった意味でも、慣れ過ぎにも注意が必要かもしれません。
分からないことはブライダルインナー専門店で尋ねる!
普段から着る機会の少ないブライダルインナーだけに、慣れない点や分からないところも多いことでしょう。
KEA工房はブライダルインナーの専門店だからこそ、ブライダルインナーを知り尽くしたスタッフがいます。
疑問や不安が少しでもあるのでしたら、KEA工房のフィッティングにぜひお越しください。
ブライダルインナーの選び方から正しく身につける方法など、プロのフィッターが全力でサポートいたします。
結婚式で使ったあとのお手入れの仕方や保管方法についてももちろんアドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください。