先に伝えておきたい3つのポイント
- ドレスや補正したい部位に合わせてパーツ別に必要なインナーを選択していくことが大切
- ビスチェはパーツ別の補正力は高くないが、費用が抑えられて背中開きのドレスとの相性が良い
- KEA工房ではミリ単位でのお直しが可能で、補正力を上げたり締め付け感をゆるめたりできる
「挙式に掛かる費用って、こんなに高かったの!?」と、準備を始めてから知ったという花嫁様も多いのではないでしょうか。「費用を削れるところはないかな・・・」とお考えになるのは自然な流れです。
そしてブライダルインナーは、インナーという特性上、ほかの人には見られません。そのため、花嫁様のなかには、予算を削るためにブライダルインナーを用意しないという方もいらっしゃるようです。
しかし、ウェディングドレス姿をより美しく見せるためには、ブライダルインナーは不可欠なもので、けっして無駄な出費にはなりません。
費用を削るうえで大切なのは、「必要以上に用意しない」ということです。
そこで今回は、ブライダルインナーの中で特に必要なものや、そろえておいたほうが良いものについて解説をしていきます。
一生に一度の結婚式という晴れ舞台、後悔しないためにもぜひ参考にしてみてください。
パーツ別に必要となるブライダルインナーって?
ブライダルインナーとひと口にいっても、通常のインナーと同じように、使用する部位によって種類が違ってきます。また、体型補正を目的としているため、バスト・ウエスト・ヒップという体の凹凸部分を中心として、それぞれ何を身に着けるのか考えていくのが良いでしょう。
代表的なブライダルインナーを、その機能とともに紹介します。
・セミロングブラ:バストの高さを維持してふっくらとしたデコルテを作る
・ウエストニッパー:ウエストのくびれを作る
・ロングビスチェ:バストの高さを維持し、ウエストのくびれを作る
・ロングガードル:ヒップラインや太ももを引き締める
このほか、ショート丈のガードルや背中開きの違うビスチェなど、デザインや素材の異なるインナーは豊富にあります。
では、たくさんの種類のなかからどのように選択していけば良いのでしょうか。
例えば、若い花嫁様の間で人気のミニ丈のウェディングドレスを着る場合、ロングガードルを履いてしまうとインナーが裾から見えてしまうというトラブルを招きかねません。そのため、ミニ丈のドレスを着る場合はロングガードルではなく、通常の短い丈のガードルを選ぶのがベストだといえます。
つまり、ご自身にとって本当に必要なものをパーツ別に見極めて、上手に選択していくことが大切になってくるのです。
ビスチェを選ぶメリットとデメリット
先ほどご紹介したなかにあるビスチェですが、花嫁様が必要なものをそろえるにあたって、ビスチェを選ぶメリットとデメリットがあります。
ここではそれぞれについて、解説をしていきましょう。
メリットについて
まず、メリットについてです。
ブライダルインナーは主に結婚式で使用するものですので、ウェディングドレスを着用したときのこともイメージしてみましょう。
締め付けが比較的緩い
ほどよい締め付け感で、補正力もあるビスチェは着心地を重視したい花嫁様に人気です。
ブライダルインナーは体のラインをきれいに補正する役割があるため、通常のインナーに比べて身に着けたときに強い引き締めを感じます。特にウエストニッパーは、腰のくびれを作るために、より体を締め付ける場合が多いです。
実際に、結婚式当日に長時間体を締め付けることで、具合が悪くなったという花嫁様もいらっしゃいます。ウエストニッパーを着用する場合は、花嫁様によってはある程度の慣らし期間が必要かもしれません。
したがって、きつく締め付けられるのが苦手という方は、ビスチェを選ぶことが多いようです。
背中部分を大きく露出できる
ウェディングドレスのなかには、背中部分が大きく開いたデザインのものがあります。
このようなドレスデザインを選んだ場合、セミロングブラを着用していると、背中からインナーが見えてしまう恐れがあります。
ビスチェの多くは、背中部分が大きくカットされていて、ドレスに響かないデザインをしています。そのため、背中が露出したドレスとの相性が良いといえるでしょう。
・価格を抑えられる
ビスチェは、胸から腰のあたりまでという広い範囲を補正できます。つまり、セミロングブラとウエストニッパーの2アイテムの効果を1つのアイテムで得られるということです。
価格の面で考えても、2アイテム購入するより、ビスチェだけを購入したときの方が出費を抑えられるケースが多いです。
挙式に掛かる費用をできるだけ抑えたいとお考えの花嫁様にとって、これはメリットだといえるでしょう。
デメリットについて
メリットの多いビスチェにも、もちろんデメリットはあります。デメリットも知ったうえで、ブライダルインナーを選びましょう。
補正力が若干低い
ビスチェは、1枚でお手軽に着られるという便利さがありますが、その分補正力がやや低くなっているといえるかもしれません。
その理由としては、セミロングブラとウエストニッパーのように、パーツごとに補正を行えないということが挙げられます。
完璧な補正で、ドレス姿の美しさを追求する花嫁様にはセパレートタイプのインナーのほうが向いているかもしれません。
サイズが合わせにくい
人間の体というのは、たとえ同じ身長だったとしても、個人によってパーツのサイズにはかなりの違いがあります。
つまりビスチェを選ぶ場合、バストとウエストの両方ともにサイズがぴったり合うものを選ぶのは難しいケースも考えられます。
例えば、バストサイズはぴったり合っていてもウエストが窮屈だったり、その逆だったりする可能性もあります。
このような場合に、セミロングブラとウエストニッパーであれば、それぞれ個別のジャストサイズのものをそろえることができますが、ビスチェの場合はそれができないというわけです。
サイズが合わない?KEA工房なら大丈夫!
ブライダルインナーというものは、サイズが合っていないとその役目を十分に発揮することができません。
お財布にも優しくて着心地も良いビスチェを選びたいけれど、サイズが合わないときはあきらめないといけないの?とお困りの花嫁様も多いのではないでしょうか。
一般的に、サイズが合わない場合はセパレートタイプを選ぶことが多いのですが、KEA工房にはお直し工房があるので、ロングビスチェでもバストとウエストの周径に合わせてミリ単位でのお直しが可能です。
例えば、【ロングビスチェでもセパレートのような補正力】が欲しいというご希望や、逆に【セパレートでもロングビスチェのような着心地】にして欲しいというご希望も実現可能です!
プロのフィッターの意見を聞こう!
ブライダルインナーは必要なものをそろえることが大切ですが、自分だけでは決められないという場合には、ブライダルインナーの専門家に尋ねてみるのが良いでしょう。
そのようなときに頼りにしてほしいのが、KEA工房のフィッティングサロンです。
プロのフィッターによるフィッティングはもちろん、事前のカウンセリングや試着方法のアドバイスなど、花嫁様一人ひとりに合わせた必要なブライダルインナーの情報をお伝えいたします。
私たちの経験を生かして、多くの花嫁様が晴れの日に心から笑顔でいられるお手伝いができればうれしく思います。