先に伝えておきたい3つのポイント
- 肌に直接触れるブライダルインナーは体型に合わせた選び方が重要
- ブライダルインナーのメリットを活かすにはウェディングドレスとの相性も大切
- どのようなものを選べば良いか迷ったらプロのフィッターに相談
ウェディングドレスをきれいに着こなすために、必要不可欠ともいえるのがブライダルインナーです。しかし、普段使いのインナーとは違い、これまで着用した経験がない方も多いため、「どのようなものを選べば良いのか迷ってしまう」という花嫁様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、ブライダルインナーの種類や自分に合ったインナーの選び方について、分かりやすく解説をしていきましょう。
ブライダルインナーの種類
具体的な選び方をお伝えする前に、まずはブライダルインナーの特徴や種類について簡単にご紹介します。これからブライダルインナーを検討される花嫁様にはぜひ知っておいていただきたい情報です。
ブライダルインナーとは下着の一種ではありますが、通常の下着とは違って、体のラインを補整することを主な目的としています。しっかりと補整されたボディラインは、ドレス姿を格段に美しく見せてくれるのです。
ブライダルインナーは、着用する部分によっていくつかの種類があります。
・セミロングブラ → バストラインを補整できるブラジャー
・ウエストニッパー → ウエストラインを引き締めるインナーで、コルセットとも呼ばれている
・ロングビスチェ → セミロングブラとウエストニッパーがひとつになったインナー
・ガードル → ヒップラインや下腹部をすっきりさせるインナー
・フレアパンツ(タップパンツ) → 下着の上から着用するインナーで、静電気防止の役割をする
上記が代表的なインナーで、これらを体型やドレスのデザインに合わせて組み合わせると、花嫁様にぴったりなインナーのセットができあがります。
ほかにも妊婦さんが着用するマタニティ用インナーなどもあります。
体型から選ぶブライダルインナー
ブライダルインナーはその特性上、肌に直接触れる衣類です。つまり、着る方の体型にぴったりと合わせたインナーを選ぶことが重要になってきます。
体型は一人ひとり違い、全く同じという人はいません。ブライダルインナーは、そのような花嫁様の体型の個性を大切にしながら、ドレス姿が美しく見えるように仕上げてくれます。
この項目では、体型別に適したブライダルインナーをいくつか紹介していきましょう。
バストもヒップも小さなスレンダー体型
セミロングブラで胸の位置を高く見せ、ウエストニッパーで腰を引き締めるといった具合に、バストラインとウエストラインを別々に補整することで、全身のシルエットによりメリハリを付けることができるでしょう。
KEA工房のヒップパットでおしりにボリュームを持たせるのもおすすめです。
バストが大きくヒップが小さい方
ウェディングドレスは胸で着るともいわれていることから、大きなバストをしっかり補整できるロングビスチェを選ぶと、引き締まったウエストラインも同時に作り出すことができるでしょう。
バストが小さくヒップが大きい方
洋ナシ型や安産型と呼ばれる下半身にボリュームがある体型の方の場合、ウエストラインを引き締めてくびれを作ることで、メリハリのあるボディラインに仕上げることができます。
そのためにも、ロングビスチェではなくウエストニッパーを使って、ウエストラインを集中的に引き締めてみてください。また、併せてガードルも着用すると、足長効果も期待できスタイルがよく見えます。
(画像:プレミアムレースセミロングブラジャー+ウエストニッパー)
バストもヒップも大きいグラマラス体型
ボリュームのある体型の方がセミロングブラジャー+ウエストニッパーを使用すると、ニッパーがバストを押し上げることで上半身のお肉が盛り上がりすぎてしまい、脇肉や背中肉の原因になってしまうことも。
バストがFカップ以上、ヒップが100センチ以上あるという方は、補整力のあるロングビスチェがおすすめです。
KEA工房ではFカップ以上の花嫁様向けに、フルオーダーで作れる「サイズオーダー」のご用意があります。花嫁様の体型に合わせたロングビスチェを作成できるため、体の気になる所のカバーや希望のボディラインに近づけます。
こちらは制作期間に10日~14日間ほどいただいておりますので、ご注意ください。
ウェディングドレスの形から選ぶブライダルインナー
ウェディングドレスのデザインにはさまざまな形があるため、ブライダルインナーもそれぞれに適したものを選ぶことが大切です。
いくらご自身の体にフィットしたインナーを選んだとしても、着用するドレスとの相性が悪いとせっかくのメリットも生かせなくなってしまいます。
では具体的に、ドレスの形に適したブライダルインナーを紹介していきます。
Aラインやプリンセスライン
上半身がピッタリしていて、下半身がふんわりと見えるデザインのドレスでは、ビスチェでバストとウエストをすっきり見せながら、下半身は重量感のあるスカートにブライダルインナーがずり下がらないようにガードルを併せるのが良いでしょう。
バストを大きく見せたい場合には、セミロングブラとウエストニッパーの組み合わせもおすすめです。
スレンダーラインやマーメイドライン
体のラインが出やすいタイトなデザインのウェディングドレスを着る場合、セミロングブラジャー+ウエストニッパーだとアンダーバストの段差がドレスに響いてしまう可能性があります。
このようなドレスの際は、バストからお腹まで繋がっているロングビスチェにロングガードルを着用して太ももの引き締めを行いましょう。セットで合わせるとよりスタイルを良く見せることができます。
背中が大きく開いたドレス
背中部分が大きく露出しているドレスの場合、セミロングブラですとインナーがはみ出てしまう恐れがあります。したがって、6段ロングビスチェのように背中が大きく開いたデザインのものを選ぶようにしてください。
背中の開きが大きいとズレ落ちが気になるかと思いますが、こちらはサイドに幅広のゴムを使用しており、安定感のある着心地を実感することができますよ。
プロのフィッターの手で試着をしよう!
ブライダルインナーを選んだら、実際に試着を行うことが重要です。
KEA工房のサロンにお越しいただければ、プロのフィッターによるフィッティングを受けられるので、より効果的なインナーを選ぶことができるでしょう。
KEA工房では、ソフトな締め付け感でもしっかりとした補整力を実感できる商品を多数ご用意しています。
「ブライダルインナーは締め付けが苦しいのでは?」と心配されている花嫁様も、フィッティングを経験していただければ安心できるかと思います。ぜひ花嫁様ご自身で体感されてみてくださいね。