先に伝えておきたい3つのポイント
- 大きく分けてセパレート・ビスチェ・マタニティの3つのタイプがある
- ブライダルインナーはわずかなサイズの違いでフィット感を損なってしまう
- フィット感も補正力も抜群なオーダーメイドやセミオーダーならドレス姿をよりきれいに見せられる
「一生に一度の晴れ舞台で着るウェディングドレスは、絶対にすてきに着こなしたい!」と、花嫁様なら誰でもそうお考えになっているのではないでしょうか。
そのような願いをかなえるサポートをするのが、ブライダルインナーです。
そこで、ウェディングドレスをすてきに着こなしたい花嫁様のために、普通の下着との違いや種類、そしてブライダルインナーのなかでも既製品とオーダーメイドではどのような差があるのかについて、分かりやすくご紹介していきたいと思います。
ブライダルインナーの役割を知ろう!
そもそもブライダルインナーとは何なのか、普段身につけている下着と何が違うの?という疑問を持たれている方も多いことでしょう。
では、ブライダルインナーの目的や役割がどのようなものかを見ていきましょう。
ドレスを着こなすための基礎となる
ブライダルインナーとは、その上に着るウェディングドレスをいかにきれいに見せることができるか、という点にこだわった下着の一種です。
ウェディングドレスを美しく着こなすための基礎部分に当たるといっても過言ではないでしょう。
例えば、普段身につけている下着にも、体のラインをきれいに見せるための補正効果というものはあります。しかしそれは、ウェディングドレスという特別な衣装を着るための十分な補正効果ではありません。
つまり、普通の下着ではドレスのデザインを100パーセントきれいに見せることは難しいといえるでしょう。
ブライダルインナーでメリハリボディに
ドレスはもともと欧米で生まれた衣装で、メリハリのある欧米人の体型であるからこそ着こなせる形になっています。そのため、日本人の体型でドレスを美しく着こなすには、ボディラインにメリハリをつける工夫が必要になります。
そこで活躍するのがブライダルインナーです。
ブライダルインナーは、バストトップの高さを出したりキュッと締まったウエストラインを強調したりと、凹凸の少ない日本人の体型をメリハリあるボディラインにしてくれます。
ほかの人からは見えないものですが、ブライダルインナーをきちんと身につけることで、さらにウェディングドレスの魅力を引き出すことができるとなれば、着ない手はありませんよね。
次の項目では、ブライダルインナーのタイプやそれぞれの効果について、ひとつずつ見ていきましょう。
自分に合ったブライダルインナーのタイプを探す
ブライダルインナーには、大きく分けて3つのタイプがあります。
ブラジャーとウエストニッパーが分かれているセパレートタイプ
セパレートタイプのインナーは、ブラジャーとウエストニッパーの2つのインナーを組み合わせてセットで使います。
この場合、ブラジャーは通常のブラジャーよりもカップ下のアンダー部分が長い「セミロングブラ」と呼ばれるものを指します。
下から胸を持ち上げ、長時間に渡って胸を高い位置でキープできるのが通常のブラジャーとの違いになります。
「ウエストニッパー」は、ウエストにぐるりと巻きつける形のインナーで、ウエストのくびれを作り出すための体型補正に欠かせません。また、セミロングブラと重なる部分に安定感が出て、重たいドレスも支えてくれるのです。
この組み合わせを着用することで、ウェディングドレスを着たときにメリハリのあるボディラインを見せることができます。
セパレートタイプは、バストとウエストを別々に補正することができるため、よりフィット感のあるものを選ぶことができるというメリットもあります。
ブラジャーとウエストニッパーを一つにまとめたビスチェタイプ
セパレートが2つのインナーで構成されているのに対し、それらをひとつにまとめたのが「ビスチェタイプ」といわれるものです。
セパレートタイプよりも締め付けがきつ過ぎず、長時間着用していても窮屈さを感じにくいというメリットがあります。
着心地を重視したい花嫁様や、披露宴での食事をしっかり楽しみたい場合もこれなら安心ですね。
また、背中部分の開きが大きくなっているため、背中を大きく露出したウェディングドレスでも、インナーがドレスからはみ出るといった心配が少なくなっています。
「背中の開きが大きくてずれないの?」といったお声もありますが、サイドに幅広のゴムを使用し、ズレ落ちを防いでいるので大丈夫です。
妊婦さんが着用するマタニティタイプ
妊婦さんがブライダルインナーを着る場合、最も注意しなければならないのが、おなかの中にいる赤ちゃんのことです。
くびれをつくることだけを考えて、おなかを締め付けるようなものを選ぶことは避けなければなりません。
そのため、安全性と機能性の両方を兼ね備えたのがマタニティタイプのブライダルインナーです。
例えば、KEA工房の「マタニティサポートパンツ」のように、大きくなったおなかを下から支えられるものがおすすめです。
たるみがちなヒップを持ち上げてくれる効果もあり、また伸縮性のある素材を使っているため動きやすさも妨げません。
この3タイプのほかに、ウエストやヒップラインをきれいに見せるための「ガードル」や、ドレスを着たときの静電気防止や足さばきをサポートしてくれる「タップパンツ」といった下半身用のブライダルインナーもあります。
ご自身が着たいウェディングドレスに合わせて組み合わせを考えながら、ブライダルインナーを探すのが良いでしょう。
既製品とオーダーメイドの違い
ブライダルインナーにおける既製品とオーダーメイドの違いですが、これは通常の洋服に対する既製品とオーダーメイドとの違いと同じです。
インターネットによる通信販売が発達した昨今、どこに住んでいても既製品を購入しやすくなりました。
しかし、人間の体のサイズというのは一人ひとり微妙な違いがあり、既製品が必ずしも自分の体にぴったりと合うとは限りません。
特にブライダルインナーのように体に直接触れるものの場合、わずかなサイズの違いがフィット感を損なうということはよくあります。
そこでおすすめしたいのが、オーダーメイドによるブライダルインナーの作製です。
花嫁様一人ひとりに合わせて採寸し作られたものは、フィット感も補正力も抜群で、よりウェディングドレス姿をきれいに見せることができます。
オーダーメイドというと大変高額になるイメージがありますが、自社工場を持つKEA工房のオーダー品はかなりお値打ちだと好評をいただいております。
また、KEA工房ではセミオーダーも可能で、既製品に少しの手間と費用をかけるだけでフィット感を格段にアップさせることができます。
ぜひKEA工房で、ご自身に合ったフィット感の良いブライダルインナーをつくって、ウェディングドレスをすてきに着こなしてくださいね♪