先に伝えておきたい3つのポイント
- レース素材のブライダルインナーは、生地の細かな凹凸がドレスの裏地に引っかかりドレスのずり落ちを防ぐ
- 生地の薄いドレスの下には、レースのないすっきりとしたデザインのロングビスチェがおすすめ
- 肌に優しい素材でウェディングドレスと相性の良いブライダルインナーを選ぶようにする
ウェディングドレスを美しく着こなすためにブライダルインナーは必要不可欠といえますが、ただそろえれば良いというものではありません。
ご自身の体型や選んだウェディングドレスに合ったものを探すことが大切です。
ウェディングドレスは定番のプリンセスラインをはじめ、シンプルさが人気のAラインやスレンダーライン、個性が光るマーメイドライン、エンパイアラインなど、パターンやシルエットはさまざまです。
ドレスの特徴に合わせたインナーを選ぶことが、美しくドレスを着こなす重要なポイントになります。
そしてそれには、デザインや機能性だけではなく、ブライダルインナーの素材そのものの良し悪しも関係します。
そこで今回は、ブライダルインナーにはどのような素材が使用されているのか、素材の違いによってウェディングドレスを着たときにどのような差が生まれるのか、といった点について見ていきしょう。
ブライダルインナーでウェディングドレスのずり落ち・滑りを防ぐ!
ブライダルインナーの第一の役割は、胸を高い位置でキープしたり、ウエストのくびれを作りだしたりといった体型補正です。ブライダルインナーを身に着けることでメリハリのあるボディラインを実現してくれます。
しかしもうひとつ、別の役割があるのをご存じでしょうか?
それは、ウェディングドレスが滑り落ちるのを食い止める、滑り止めの役割です。
ウェディングドレスは、その優雅さに目を奪われて、見た目ではなかなか分かりませんが、非常に重量があります。例えば、一般的なイブニングドレスが大体3キログラム前後なのに対して、ウェディングドレスはその倍の6キログラム、ものによっては8キログラム近くにまでなります。
それだけの重さがあるウェディングドレス、着た時点ではいくら体にフィットしていたとしても、時間がたつにつれて、どうしても重力でドレスが下がってきてしまいます。
最近主流となっている肩ひもがないベアタイプと呼ばれるウェディングドレスでは、胸元の浮き具合も気になってしまうことでしょう。
ドレスのずり落ちが気になりだすと、参列者の方々へ向ける意識も少し薄れてしまい、せっかくの式の雰囲気を存分に味わえなくなってしまいますね。
こうした事態に頼りになるのが、レース素材のインナーです。
KEA工房で人気のレース素材のインナー
基本的にウェディングドレスの裏地は、ナイロンやポリエステルといったツルツルと滑る素材が用いられています。つまり、その裏地と接触するインナーが同じように滑る素材では生地同士が滑り合い、さらにウェディングドレスがずり落ちやすくなります。
しかし、これがレース素材のものならばどうでしょう。
レース生地の細かな凹凸がウェディングドレスの裏地に引っかかるため、滑りにくくなるのです。
例えば、KEA工房の商品では「ロングビスチェ レースタイプ」がおすすめです。
ウエストのくびれをしっかり作りだす補正力もさることながら、立体感のある細やかなレースによって、ウェディングドレスの滑り防止にも一役買います。
花の形をあしらった繊細なレースのデザインはきれいでかわいらしく、女性のおしゃれ心もくすぐります。
セミロングブラとウエストニッパーでお探しであれば、KEA工房サロン限定商品の「セパレートプレミアムレースタイプ」がおすすめ。
こちらはロングビスチェ レースタイプと同じカップのデザインを使用しており、しっかりとした補正力と抜群の安定感で人気です。
ビスチェかセパレートか迷われた場合は、着用予定のウェディングドレスのシルエットによって選ぶと良いでしょう。
ブライダルインナーの素材・色もチェック!
ブライダルインナーはウェディングドレス姿をきれいに引き立たせる縁の下の力持ち。決して目立ってはいけません。
しかし、間違った素材や色のものを着てしまうと、インナーが目立ってしまって、せっかくのウェディングドレス姿が台無しになってしまいます。
ブライダルインナー選びを間違ってしまうとどうなるのか、いくつかの具体例を挙げてみましょう。正しい選び方のアドバイスについてもご紹介します。
レースやボーンがウェディングドレスに響いてしまう
セミロングブラとウエストニッパーをセットで身に着ける場合、気を付けなければならないのはアンダー部分の2枚が重なる箇所です。
特に薄い生地のウェディングドレスでは、インナーのレースの凹凸がドレスの上から分かってしまいます。
また、体にぴったりフィットしたウェディングドレスの場合、ウエストニッパーに入っているボーン(針金)が浮いて見えてしまいます。
これを防ぐためには、セパレートタイプのインナーではなく、一体型のロングビスチェでレースがないすっきりしたデザインのものを選ぶのがおすすめです。
ガーデンウェディングで、インナーが透けて見えた・・・
屋外で強い直射日光を浴びたとき、ウェディングドレスの生地が薄くてインナーのラインや色がそのまま見えてしまったというトラブルもあるようです。
特に真っ白なインナーは光を通して透けやすいため、できればオフホワイトやベージュ、豪華なシャンパンゴールドなどの色を選ぶのが良いでしょう。
直接肌に触れるブライダルインナーは素材にこだわろう
ネット通販を利用すると、格安のインナーを手に入れられる場合がありますが、その理由のひとつとして、安価な化学繊維を用いていることも挙げられるようです。
人によっては、そのせいで肌がかゆくなったり、湿しんが出てしまったりといったトラブルを引き起こしてしまいます。
直接肌に触れるインナーは、できることなら肌に優しい素材で作られたものを選ぶのが良いでしょう。
特に妊娠をしている花嫁様の場合、いつも以上に肌が敏感になっているので、充分なケアが必要です。慎重に素材の検討をしましょう。
KEA工房では、花嫁様の肌を思い、優しい素材を用いたものを提供しています。
豊富な経験を持ったスタッフが、式当日の状況も想定したうえでのアドバイスもいたしますので、ウェディングドレス着用時の思わぬアクシデントをできる限り避けることができます。
また、プロのフィッターだからこそできる、きめ細やかな採寸やフィッティングを、ぜひ一度ご体験ください。スタッフ一同、心よりお待ちいたしております。