先に伝えておきたい3つのポイント
- アンダーバストが正しく測れていないとトップとの差が変わりサイズが合わない
- 正しい位置にメジャーを水平にあてることがアンダーバストを測るポイント
- ぴったりサイズのブライダルインナーを見つけるには、採寸はプロに任せると良い
ブライダルインナーを選ぶときには、まずは何よりもご自分のサイズを知ることからスタート!
アンダーやトップバストの測り方を実はご存じない花嫁様も多いようです。
そこで今回は、バストサイズの測り方についてご紹介いたします!
そのサイズ、本当に合っていますか?
下着、特にブラジャーを購入する際、「毎回フィッターにサイズを確認してもらっている」という方はかなり少ないのではないでしょうか?やはり恥ずかしさもありますし、時間もかかってしまうので、ついいつもと同じサイズで購入してしまうことも多いですよね。
しかし、バストのお肉はとっても柔らかいもの。少しの体重増減や生活の変化でお肉の状態は大きく変化します。
正しいフィッティングができていればバストになるはずのお肉が、間違った下着選びで「ぜい肉」として背中や脇に移動してしまうのです!これはとても悲しいことですよね。
そのような残念なことにならないためには、面倒でも下着の買い替えの際にはサイズ採寸されることをおすすめします!!
とくに、普段の下着よりさらに高い効果の補正力を必要とするブライダルインナーでは、必ずプロのフィッターからサイズ採寸を受けましょう。
普段身に着けているブラジャーのサイズを参考にしてブライダルインナーを選んでしまうと窮屈に感じたり、場合によっては入らなかったりして、着ることすらできないことも。
ブライダルインナーは通常の下着とは異なり締め付け感が強いので、お店で測定して購入した下着のサイズとは違うことが多いです。
プロのフィッターなら正しく採寸してくれますので、あなたの体にピッタリのブライダルインナーを選ぶことができ、安心ですよ。
アンダーバストを軽視するとサイズが合わない!
バストサイズを測るとき、気になるのはやはりトップバストの大きさですよね。
トップバストのサイズ次第で「大きくなった」「小さくなった」と感じますが、それと同じくらいアンダーバストも念入りに測っていますか?
アンダーバストはそこまでサイズが変わらないというイメージをお持ちの方が多いのですが、実際に測ってみると結構違うことがあるのでここもしっかり測りましょう。
アンダーが違うとトップとの差も狂ってきます。
KEA工房に来ていただくお客様も、自己申告ではCカップなのにこちらで測るとDカップ、なんてことがよくあります。そのようなときはアンダーのサイズ採寸が間違っている場合が多いんですよ。
実際のサイズを知らないだけで、自分のバストを本来よりも小さいと思い込んでいるなんて、なんだかもったいないですよね。しかも、小さすぎたり大きすぎたりするアンダーのブラジャーをつけ続けていると、背中に段差ができてしまったり、バストの形が崩れてしまうことも心配されます。
今のバストをきれいに見せることはもちろん、将来のバストのことも考えたら、やはり正しいサイズのブラジャーを身につけたいものですよね。
アンダーサイズを測るのはトップサイズを測るよりも難しい!
トップバストを測るのは意外と簡単です。
一番着心地の良いブラジャーをつけたら、メジャーを背中から前に回します。胸のふくらんだ部分にあて、合わさった部分の数値を確認します。
より正確に採寸したい場合は、ブラジャーをはずし上半身裸になって測りましょう。
メジャーを背中から前に回したら、足を開き90度程前かがみになってから測定します。胸を潰さないように気を付けながらメジャーを1周させ、合わさった部分の数値を確認しましょう。
トップの場合は測る場所が目に見えていますから、後は水平を保つことさえ気を付ければ大丈夫です。
難しいのがアンダーバストの採寸です。
アンダーバストを測る際は、まず真っすぐ立った状態で胸のふくらみのすぐ下にメジャーをあてます。メジャーが水平になっていることを確認し、息を大きく吐きます。メジャーの位置が自然な状態になったところで数値を確認します。
アンダーバストは乳房のふくらみのすぐ下を測りますが、ここはご自分からは見えない場所ですよね。「なんとなくここかな?」とあたりをつけて測ると、たいていの場合はずれて水平ではなくなっています。
「水平に測れていない=サイズが正しく測れていない」と思って間違いなし!
アンダーは水平に測るよう気を付けましょう。
アンダーサイズは小さ目を選びたいのがオンナゴコロですが・・・
トップバストとアンダーバスト、それぞれ正しくサイズが測れたら、次にブラのサイズ選びについてです。
サイズの選び方!
Aカップ、Bカップなどのカップ数はトップバストとアンダーバストとの差で決まります。
10.0センチ・・・Aカップ
12.5センチ・・・Bカップ
15.0センチ・・・Cカップ
17.5センチ・・・Dカップ
20.0センチ・・・Eカップ
このように、10.0センチをスタートに2.5センチ刻みでカップ数が上がっていきます。
アンダーバストは5センチ刻みで65、70、75と進んでいきます。
アンダーが70センチでトップが85センチなら「70のCカップ」です。
ではアンダーが72センチだったら、70と75どちらを選ぶべきでしょうか?
胸を大きく見せるために少しでも小さめのブラにしたい!とご要望される方が多いですが、それが最善なのかは実はその方によって違います。
大体の商品でホックは3列ありますから、そのなかでどれが最もピッタリくるかを探しましょう。
70で外側のホックに合わせるのがちょうど良い場合もありますし、75で内側のホックに合わせるのがピッタリ!となる方もいらっしゃいます。
また、背中についたお肉をきれいに見せるためにアンダーを1サイズ上げることもあります。
ブライダルインナーはボディラインをスリムに見せるためのものですが、脇や背中のお肉はただ締め付けるだけだとかえって目立ってしまいます。
アンダーを締め付けの少ないものにすることで、背中のお肉の段差をなくせる場合もあります。
小さいサイズにこだわるのではなく、美しいボディラインをつくることが大切なので、フィッターと相談しながらご自分に合ったインナーを探しましょう。
胸の大きさが左右で違う場合のカップ数は?
左右で胸の大きさが違うという方は多くいらっしゃいます。
そのような場合はどのカップを選べば良いか迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。たいていの場合、バストは左右対称ではありませんし、心臓のある左側が大きいということもよくあります。
バストが左右非対称の場合、バストカップは大きいほうのバストに合わせて選ぶことが多いです。
小さいほうのバストはカップから浮いてしまいますが、わずかな差であればパットで調節することができますので、胸の大きさが左右で異なるという方も心配いりません。
同じメーカーなら同じサイズ?
同じメーカーが出しているブライダルインナーならば、すべてサイズは同じかというと、実は微妙に違うこともあります。
例えば、KEA工房の「ロングビスチェ 6段タイプ」と「ロングビスチェ 9段タイプ」。
6段タイプはバストカップを浅めにすることで、丸みのあるバストを作ります。
背中開きを広くするため脇のゴムのサポートが強く、トップの高さをしっかりとキープできる作りになっています。
9段タイプはバストカップが深めになっており、ツンと上向きのバストを作ります。
背中や脇のお肉もしっかりとカバーできる作りになっています。
このようにカップの形状が違うので、お客様によってはサイズ変更したほうがフィット感を得られる場合もあるのです。
このわずかな違いは「こんなものかな?」とお気づきにならないこともあります。
しかし、私たちスタッフから見ると違いは明らか!プロの目でしっかりとチェックいたしますのでご安心ください。
KEA工房自慢のフィッティングをご紹介!
サイズを正しく測ることの大切さを分かっていただけたところで、私たちKEA工房のフィッティングをご紹介いたします!
・カウンセリングでお悩みはもちろん、着用予定のドレスタイプなど細かくお話をお聞きしたあと、フィッティングルームに移動していただきサイズ採寸をいたします。
・バストは裸よりも持ち上げた状態の方がトップ位置を正しく測れますので、基本的に上半身はお下着のままで採寸させていただきます。
・採寸個所はアンダーバスト・トップバストのほか、ウエスト・ヒップ、さらには大きく息を吸ったときのアンダーバストのサイズも測り参考にいたします。
・ぴったりのブライダルインナーが見つかれば、次はフィッティングのコツをアドバイス。着け方ひとつで補正効果は全く違ってきますので、ご自分でできるようにしっかりとアドバイスさせていただきます。
その際に普段使いのインナーについても美しく着られるようコツなどをご紹介いたします!
正しいサイズ採寸でブライダルインナーの準備はバッチリです!
サイズ採寸、特にご自分ではなかなか正しく測れないアンダーバストのサイズ採寸は私たちプロにお任せください!
正しいサイズを知ることでウエディングドレスの仕上がりも格段に良くなります!
ぜひKEA工房で最適な1枚を見つけてくださいね。