先に伝えておきたい3つのポイント
- ウェディングツリーは小さな子どもからご年配の方まで参加しやすい
- 必要なのは木が描かれた台紙、インク、サインペン、スタンプなどで準備が簡単
- ゲストへの気遣いとして、説明カードやウェットティッシュなど用意すると良い
結婚式の演出は、時代によってさまざまな流行がありますね。
最近では、新郎新婦とゲストが一緒に行うゲスト参加型の演出を好んで取り入れるケースが増えています。
そのなかでもとくに人気の「ウェディングツリー」という演出をご存じでしょうか?
聞いたことはあってもどのようなものか分からないという方も多いでしょう。
今回は、ウェディングツリーについて、取り入れるメリットや準備したいアイテム、注意したい点などをまとめてご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ウェディングツリーとは?
まずはウェディングツリーというのが一体どのようなものなのかについて、説明をしていきましょう。
ウェディングツリーとは、紙に描かれた1本の大きな木で、スタンプや指印を葉っぱに見立てたものです。
ゲストがスタンプや指印でその木をデコレートしていきます。紙の大きさはA4やA3が一般的で、完成したウェディングツリーを好みの額縁に入れるだけで新居を彩るすてきなアートとして楽しめます。
元々、欧米での結婚式において行われていたもので、最近になって日本でもその人気に火が付いたようです。
会場の受付にウェルカムボードと一緒に飾っておくことで、ゲストも気軽に参加しやすくなるでしょう。
また、ゲストが行うのはスタンプや指印を押すだけという簡単な作業なので、小さな子どもからご年配の方まで負担を掛けずに参加してもらえるという点も魅力のひとつです。
ウェディングツリーの作り方
お手軽に結婚式の演出をしたいという場合、市販のウェディングツリーセットをそのまま使うのもよいのですが、一生の思い出の品として残すために自分で作ってみるのもよいでしょう。
ここでは、ウェディングツリーを作るときに必要となるアイテムを紹介していきます。
用意するものが少なく、そして何よりも簡単に作ることができるので時間に余裕があれば手作りにチャレンジしてみてください。
ウェディングツリーを作るときの材料は、「木が描かれた台紙」と「台紙を収める額縁」の2つだけです。
木を描く台紙は、ゲストがスタンプを押してもインクが下に染み出さないように、ある程度厚みのあるしっかりとした紙を用意するのがよいでしょう。
そしてウェディングツリーの主役となる木のイラストは、どのような木でも構いません。
招待したゲストの人数を考慮しながら、オリジナリティあふれる木を描いてみてください。
絵を描くのが苦手だという方は、インターネットなどでフリーイラストをダウンロードしてみるのもおすすめです。木にもいろいろなタイプがありますので、あなたのセンスにピンと来るお気に入りを見つけてみてくださいね。
額縁も、もちろんお好みのものを選んでください。「新居のインテリアのデザインに合わせよう」、「玄関に飾るならブラウンかな・・・」など、いろいろと考えながら選ぶのも楽しいですね。
ただ、台紙がきちんと収まるかの確認だけはお忘れなく!
式場でウェディングツリーの準備をする
台紙と額縁の準備ができたら、あとは結婚式当日にウェディングツリーを設置することになります。
そのときに必要となるアイテムについて、以下をチェックしてみてください。
・複数色のインク
ゲストの方にスタンプや指印を押してもらうためのインクです。
インクカラーはお好みのもので構いませんが、色に意味を持たせてみるのも面白いかもしれません。
例えば、赤色は「愛情」、黄色は「気遣い」、青色は「忍耐」といったように設定し、ゲストの方に「夫婦生活で最も必要なものは?」といった質問の答えとなる色を自由に選んでもらうなど、遊び心を付け加えると盛り上がるでしょう。また、速乾性のインクであれば、ゲストの服を汚す心配が少なくなるのでおすすめです。
・ウェットティッシュとゴミ箱
ゲストが指印を押した後、すぐに指のインクを拭き取れるようにウェットティッシュと、それを捨てるための小さなゴミ箱を用意しておくのも気遣いのひとつです。
・サインペン
指印以外にゲストからのメッセージも書き込んでほしいという場合には、サインペンを用意しておくのがよいでしょう。ウェディングツリーの仕上がりを予想して、ペンの太さやタッチにもこだわってみると、より愛着がもてる一枚が完成します。
・スタンプやシール
ゲストによっては、指印を押すことに抵抗があるという方もいらっしゃいます。
そういった方のためにも、指印の代わりにスタンプやシールを準備しておくと、ゲスト全員が楽しく参加をすることができます。雑貨屋さんや100円ショップでは、どれにしようか迷って決められないほどかわいらしいスタンプやシールが豊富に並んでいますよ。
ウェディングツリーの説明カードも大切!
ウェディングツリーは、最近人気の演出ではありますが、まだまだ一般的とはいえないかもしれません。
受付の目立つところにウェディングツリーの台紙を置いていたとしても、何をしてよいか分からなくて困惑するゲストもいることでしょう。
1人でも多くの方に参加してもらうために、ウェディングツリーについて分かりやすい説明書きを添えておきましょう。
その際は文章だけで説明をするのではなく、見本として完成されたウェディングツリーのイラストを加えておくのがおすすめです。ご年配の方やお子様にもパッと見てすぐに分かりやすいですよね。
ちょっと変わったウェディングツリーも人気!
「ウェディングツリー」という名前ですが、必ず木をイラストに用いなければならないという訳ではありません。
例えば、新郎新婦のイラストを正面に描き、その周りを舞う花びらのようにゲストにスタンプを押してもらうといった演出もあります。
また、おもちゃのジェンガを使った「ジェンガツリー(ウェディングジェンガ)」というのも、人気があるそうです。
これはジェンガのピースにメッセージを書いてもらい、それを山のように積み上げてもらうという演出で、これから新しい家庭を築いていく新郎新婦にとって最高の贈り物となることでしょう。
ゲストみんなで作り上げるアットホームな結婚式を挙げたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
新郎新婦はもちろん、ゲストの方一人ひとりにとってもよい思い出になりそうですよね。
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