先に伝えておきたい3つのポイント
- ブライダルインナーの相場は購入場所によって変わる
- 安さが魅力のネット通販と実店舗での相場の違い
- ブライダルインナー専門店は、フィットするインナーが選べるのが魅力
どれも高くて手が出ないと思っていませんか?
「ブライダルインナー」と聞くとどんなイメージがありますか?
特別な日のためのオーダーメイドで、すごく高いはず!と思っている方も多いかもしれません。
KEA工房に来店されたお客様に、インナーの予算をお伺いすると、たまに「どんなゴージャスなものをオーダーされるおつもりだろう?スワロフスキーや特別なジュエリーでもお付けになりたいのかな?」とビックリするくらい高額なご予算の場合があります。こちらが相場をご説明すると逆にお客様がびっくり、といったことも珍しくありません。
イメージが先行して高額なものと思われがちなブライダルインナーですが、そこまで極端な高級品ではありません。きちんとしたお店で買えば、質と効果に比例した妥当な金額のはずです。
花嫁様からはなかなか聞きづらいこの相場について、今回は徹底的にご紹介します!
買う場所によって相場は変わる
ブライダルインナーは特別なアイテムですので、どこにでも売っているものではありません。
購入できる場所としては、
・ブライダルインナー専門店
・ネット通販
この3タイプに分かれます。そして上記のどこで買うかによって相場も変わってきます。
最も安いのは、やはりネット通販です。
・実店舗を持たないため家賃がかからない
・フィッティングをしないため人件費がかからない
など、経費がほかに比べて格段に安くなりますので、その分値段を抑えられます。
反対に一番高くなりがちなのが、ドレスショップや式場内の衣装店です。このタイプはブライダルインナー専門店とたいして変わらないイメージかもしれませんが、実は大きく違います。
と言うのも、ドレスショップなどは流通ルートが複雑で、お客様の手に届くまでさまざまな会社が間に入って取引をします。その分中間マージンがかかり価格が上がってしまうのです。たとえ物は一緒でも、店によって値段が違うこともあります。
その点、ブライダルインナー専門店は間に挟む会社が少ないため、余分な上乗せをしないで済みます。結果、ドレスショップなどに比べて価格が安くなる場合が多いです。
ネット通販での相場
「値段の安さ」や「届くまでの日数の少なさ」で人気のネット通販の相場を調べてみました。
ビスチェ 4,000円~8,000円程度
ウエストニッパー 2,000円~7,000円程度
ガードル 3,000円~5,000円程度
フレアパンツ 1,000円~3,000円程度
ネット通販ではこの程度の価格帯のものが多いです。
なかには「全部セットで12,000円」といったものもあり、金額の安さに驚きますね。
「ドレスにお金がかかるし、どうせ1日だけだしインナーは少しでも安いものを」という気持ちは分かります。ただ、手に取ることができないネット通販ではたまに驚くような粗悪品が混ざっていますし、生地の質感なども確かめることができません。そしてなによりサイズが合わせられないのでボディメイクが中途半端になってしまう可能性が大きいです。
それに、たとえサイズが合っていたとしても、ブライダルインナーにとって最も重要となる補整力の有無を、ネット上の画像から見極めることは難しいですよね。「デザインが好みで値段も安かったから即買いしたけれど、身に着けてみたら補整力が足りなくてウェディングドレスをきれいに着こなせなかった」となっては元も子もありません。
また、ブライダルインナーはウェディングドレスとの相性がとても大切で、その組み合わせが悪いとせっかくのきれいなデザインが崩れたり、補整力が活かされなかったりすることもあります。
よくあるトラブルとしては、ドレスを着たときにブライダルインナーが胸元から見えてしまっていたり、ドレスの上からブライダルインナーのレースが段差のように浮き彫りになってしまったりといったことが挙げられます。
こうしたリスクを回避するためにも、やはり最初から実物を確かめられる環境で選ぶことが大切です。
つまり、いくら安くても「安かろう、悪かろう」では、結局買い直しになることもあるため、結果として費用や時間を無駄に出してしまう恐れがあるということです。
特にマタニティ花嫁様の場合は、きちんとフィッティングして選ばなければ、花嫁様と赤ちゃんの体調にも関わってしまいます。
ネット通販はプロに見てもらえない分、ご自分でしっかり調べ上げることが大切です。
実店舗での相場
次に、フィッティングして購入する実店舗の相場です。
ビスチェ 18,000円~30,000円程度
ウエストニッパー 10,000円~18,000円程度
ガードル 7,000円~12,000円く程度
フレアパンツ 5,000円~10,000円程度
高級志向、オーダーメイドなどの場合はもちろん高くなりますが、既製品なら大体このあたりが相場です。
ドレスショップなどは、先ほどお話ししたように業者の仲介マージンといった上乗せ分が多いため、同じ商品でもこれより高くなる傾向にあります。
またドレスショップや式場内の衣装室でブライダルインナーを選ぶ場合、一体型のスリーインワンと呼ばれるタイプの既製品が多くなっています。これはブライダルインナーとして必要となるブラやビスチェ、ウエストニッパーがセットになっているもので、手間なく選びやすいというメリットはありますが、パーツごとに花嫁様の体にフィットするインナーを選べないというデメリットもあります。
ドレスショップでドレスに合わせたインナーを買えば合理的?
何かと忙しい花嫁様。ドレスショップとブライダルインナー専門店の両方に出向くのは大変だから、少し高くてもドレスショップでドレスと合わせて購入したいとお考えの方も多いかと思います。
しかし、ドレスショップの店員さんはドレスの専門家であって、ブライダルインナーの専門家ではない場合が多いかと思います。
そうやって合わせたインナーは、プロのフィッターが見れば気づく問題点も花嫁様は気づかず、「こんなものかな」と満足されるかもしれません。
またドレスショップのなかには、ブライダルインナーの販売においては採寸をせず、花嫁様が自己申告をしたサイズを元に既製品を選ぶという店舗も多いようです。実はこれが曲者で、自己申告したサイズが合っていない場合が多いのです。また、たいていの人は左右でバストの大きさが違うので、きちんと調整しておかないと、結婚式の最中にずれ落ちてくる悲劇も考えられます。
ブライダルインナーで、よりバストトップを高く、ウエストも細くできるなら、やはりプロのフィッティングを受けたいと思いませんか?
少し手間はかかりますが「餅は餅屋」、インナーはインナー専門店でしっかりサイズを合わせることがすてきなドレス姿への第一歩です。
ブライダルインナー専門店を利用するメリットは?
先ほども述べたように、ウェディングドレス姿をきれいに見せるためには、ブライダルインナーを正しく着用することが大切です。そして体にジャストフィットするインナーを見つけるためには、プロの手による採寸とフィッティングを行うのが重要になってきます。
例えば、普段使いのブラとしての最適サイズと、ブライダルインナーとして着用する際のブラの最適サイズが違うというのはご存じでしょうか?ブライダルインナー専門店でしたら、ウェディングドレスを美しく着こなせる最適なインナーのサイズを花嫁様に合わせて提示することができるのです。
KEA工房では花嫁様の「あと、少し」にお答えします。
ブライダルインナー専門店では、既製品のみを取り扱うショップにはないメリットがあります。
例えばオーダーメイドです。花嫁様の体型に合わせて一から作るブライダルインナーは、「シンデレラの靴」のようにあなただけの特別品です。ドレスが映えるメリハリボディに近づけてくれます。
KEA工房ではサロンに常駐するスタッフが、オーダーに迅速に対応しております。
サイズオーダーのほか、既製品をベースにミリ単位で調整する「セミオーダー」も行っています。サイズを足す・詰めるなどの修正はもちろん、ワイヤーやボーンの追加など「加える」セミオーダーにも対応しており、花嫁様の「あと少し、こうだったら」というご希望をかなえて、より美しく見せるお手伝いをします。
ブライダルインナーは手が出ないほど高いものではありません。一生に一度の大切な日に、美しいドレス姿を披露するために、まずはフィッティングを体験してみませんか。そうすればブライダルインナーの働きを実感し、値段に見合った金額だと納得いただけると思います。
ぜひ一度フィッティングにいらしてくださいね。ご予約をお待ちしております。