乳がんの治療に使われる抗がん剤は脱毛率が高いといわれており、個人差はあるものの多くの患者さんが一時的に髪の毛を失います。特に女性にとっては髪の毛が抜けることはつらい経験ではないでしょうか。
そのようなときには、医療用ウィッグを活用した外見のケアを検討してみましょう。
今回はKEA工房から、女性におすすめしたいウィッグをいくつかご紹介します。
乳がんの治療による脱毛に備える
抗がん剤治療を開始すると、2〜3週間後に脱毛が始まります。治療終了後は早ければ程度で髪が生え始めますが、脱毛による見た目の変化は心に大きなダメージを与えることも……。
あらかじめ自分に合った医療用ウィッグを選んでおき、一時的な脱毛に備えることで見た目の変化が大きい約1〜2年ほどの期間も自分らしく過ごすことができるでしょう。
KEA工房おすすめのウィッグ
KEA工房は術後用インナーだけではなく、ウィッグや帽子、専用シャンプーやブラシなども取り扱っています。
乳がん治療中の髪は、抜け始めから生えそろうまで常に変化があります。そのため、時期に応じて調節できるものやご自身のライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
(※取り扱いウィッグは一部、医療用が含まれます)
フルウィッグ
フルウィッグとは、頭にすっぽりとかぶるタイプのウィッグです。
ブライトアイズ社製の「スタンダードショートボブ」は、どなたでも使いやすい長さ。カールしていないタイプでなじみやすく、お手入れもしやすいことが特徴です。
フェザー社製の「ソフィアン ソフトカール」は、自然なカールで若々しく見えるデザインです。
カラーは自然色・栗色・白髪30%・白髪60%の4色展開で、幅広い年代の方にご利用いただけます。見た目の自然さを大切にしているため、おしゃれを楽しみたい方におすすめです。
ヘア付き帽子
ヘア付き帽子はメッシュキャップに髪の毛が付いているタイプです。上から帽子をかぶることでおしゃれを楽しめます。フルウィッグと比べて頭頂部が蒸れにくく、お手入れがしやすいこともポイントです。
フェザー社製の「フィットミー ピースロングスタイル」は、自然な栗色の長めの髪の毛が付いています。軽めのレイヤーが入っていることで重くなりすぎず、ゆるい内巻きのカールで優しい印象を与えます。
ブライトアイズ社製の「毛付き帽子ラピス」は手軽にかぶれる帽子型ウィッグで、締め付け感が少ないことが特徴です。
内側にアジャスターが付いているので、サイズの調整も簡単にできます。頭皮に直接触れるインナーキャップは竹繊維で、抗菌・通気・除湿効果で快適な着け心地です。
帽子やバンダナでおしゃれも楽しめる
家で過ごすときや近所への買い物などでは、帽子やバンダナを活用するのもおすすめです。
頭皮を刺激しないよう、やわらかく肌触りの良い素材で締め付けがないものを選びましょう。また、すっぽりとかぶれる形のものが便利です。
かぶったままでも横になれるものやつばのある屋外用など使い分けにいくつか準備しておいても良いです。
帽子に部分ウィッグを縫い付けて少し髪が見えるようにすると、簡単に自然な印象を作れて突然の来客でも安心。
さまざまな帽子やバンダナを試して、季節やシーンに合わせたおしゃれを楽しみましょう。
ウィッグを活用して見た目に自信を持とう!
髪型は人に与える印象を変えるだけでなく、自分自身の気持ちにも変化をもたらします。お気に入りの医療用ウィッグや帽子があれば、見た目に自信が持てるはずです。
KEA工房ではサロンで実際にウィッグを試着することが可能。ご試着希望の場合はサンプル手配のため、事前にご予約をお願いいたします。
ご予約時に希望ヘアスタイルをお申し付けいただければご来店時までいくつかご用意しておくこともできるのでおすすめです。
KEA工房では下着のみならずウィッグのことでもお悩み解決のお手伝いをいたします。どうぞお気軽にご相談ください。