いちばんは、ひとり一人の身体に寄り添うこと
術後でも使えるおしゃれな下着を開発製造してきたKEA工房、インタビューに答えた「売れないこと」とは一体どんな意図があるのか。
乳がん治療において外見ケア(アピアランスケア)は女性にとってとても重要だ。
KEA工房ではお客様とマンツーマンで対応するスタイルは開業から変わっていない。
一人ひとりの身体が違うように術式も異なるため要望や悩みを聞きお客様に寄り添いながら対応するためだ。
お客様に近いからこその商品実現力
様々なお悩みの中で生まれた商品もある。例えば術後の腕が上がりにくくても着脱が楽になる
3種類の前開きのブラジャー「ホスピタブル・ロング」「ホスピタブル・コンフォート」「ホスピタブル・ライト」や、
自家組織再建の方に向けたアンダーとバストがそれぞれで締め具合を調節できる「ドリームブラプラス」、
旅行の温泉やご自宅でお子様と一緒に入っても胸元が目立たない専用の入浴着「りらっくすバスクロス」、
最近ではお客様のリクエストに応えて製作した前がジッパーになっているスポーツブラ「ふんわりフィットネスブラ」がある。
ここまで細やかにスピード感をもって商品化できるのは患者様に少しでも快適な毎日を過ごして欲しいと思う澤井照子社長の一心である。
だだ、それと同時に同じ女性として医療が進む中で少しでも外見ケア(アピアランスケア)が必要としない環境になることを願って「売れないこと」を理想としている。
これから変わるもの、これまでと変わらないもの
インナーの世界もとりまく環境で求められるものが変わってくる。
今後もKEA工房ではインナーでの力で女性の日々をサポートできるように、これからもお客様の声に耳を傾け、マンツーマンでの対応を続けていく。